ラノベはタイトルが大事!【チート・ザ・昔話】
タイトルにビビっと来ました。
本日のオススメ『なろう』小説
チート・ザ・昔話
https://ncode.syosetu.com/n8596ek/
何十年何百年もの時を得て尚、色褪せる事なく語り継がれる物語。
────人はそれを『名作』と呼ぶ!
作者は、弧滓 歩之雄 さん。コオリ ホノオと読むそうです。強そう(小並感)。
小説の方は、一話完結の短編方式で、現在21話+番外編ひとつ。
肝心の内容は、タイトルから察せられる通り、昔話を『なろう』風にチューニングしたものです。登場人物全員がハイテンションで、能力名とか叫んでいます。
好きな人はとことん楽しめると思います。
私も『なろう』愛読者なのでハマりました。
ちょっとネタバレになるんですが、やれやれ系主人公の桃太郎とか仲間の屍を乗り越えるさるかに合戦とか、料理バトルを始めるヘンゼルとグレーテルとか…、昔話の二次創作とは、惚れ惚れする発想です。
この内容を許容する『なろう』…もといネット小説界隈の懐にも惚れ惚れします。
エッセイ(その他)のジャンルの上位に、ネット小説の歴史について語る作品がありまして、それがまた本当に勉強になる内容でした。
作者さんは20年以上ネット小説を読んでいて、コピーライターもされている方です。こちらも機会があれば、じっくり紹介したいです。
あと、この『チート・ザ・昔話』の中で人気投票をしたそうです。
結果は、
三位は『かぐや姫』『三枚のお札』
二位は『シンデレラ』
一位は『三匹のこぶた』
『三匹のこぶた』が最初に執筆された短編で、『原点にして頂点』というコメントがあったみたいです。ポケモンのレッドさんみたいですね。
おや…? 最初に選べるポケモンも、こぶたも三匹いるぞ…?
三匹のこぶたは、ポケモンの御三家だったのか?!
ポケットモンスターこぶた、とか発売されそうです。
前回に続き、またも発想の飛躍が見られましたが、気にしないで下さい。
五位以下の詳しい順位や得票数が気になる方は弧滓 歩之雄 さんの活動報告を見てくださいね。作者のマイページにはたくさんの発見がありますよ。
オマケ
『なろう』小説やライトノベルは、タイトルが大事ですよね。
特にネット小説は、ライトノベルと違って(大体の作品は)挿絵がないので、タイトルだけで魅力が伝わるようにしなくてはいけませんから。
他には、ライトノベルだと冒頭が大事らしいですね。
読者は冒頭の数ページで読むか読まないかを決めているとか。
なので、冒頭からラスボスが登場するようなインパクトが求められてると聞きました。
その後に日常シーンを入れてストーリーに落差を出すんですね。
タイトルに関しても、キャッチコピーを兼ねているのは一般的ですが、数年前はあまり露骨なものは多くなかったと思います。
なんにせよ、魅力的なタイトルを付けられる方は尊敬します。
最後に
自己満足で始めたブログではありますが、『なろう』作品を世にプッシュしたい気持ち
は本当です。
始めて一週間も経っていない新米ブロガーですが、
みなさんに読んでいただけるように精進していきますので、よろしくお願いします。
では。